JCB CARD EXTAGE というカードがあります。
学生や10代、20代の若者向けのJCB ORIGINAL SERIESです。
JCB CARD EXTAGEについて調べてみました。
JCB CARD EXTAGE とは
JCB CARD EXTAGEはJCBの学生や10代、20代向けクレジットカードです。
※新たに39歳までの方限定のJCB CARD Wというクレジットカードも出ました。
JCB CARD EXTAGEは、中身はJCB一般カードとほとんど同じですが、若者向けの特典が多くなっています。
18歳以上29歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方、もしくは高校生を除く18歳以上29歳以下で学生の方が申し込むことができます。
カードデザインはシルバー、ブラック、レッド、ディズニーデザインの4種類から選ぶことができます。
プロパーのクレジットカード
クレジットカードにはプロパーカードと、企業や団体と提携し発行している提携カードの2種類があります。
プロパーカードとは、国際ブランドのライセンスの発行と、クレジットカードの発行の2つの業務を行っている企業が発行するクレジットカードのこと。
代表的なのは、アメックス、ダイナースクラブ、そしてJCBです。
その中でもJCBは唯一、日本で生まれた国際ブランドです。サムライカードとも言われることもあります。
世界での発行枚数自体やシェアは、VISAやMastercardよりは少ないですが、日本国内の加盟店は多いので、決済時に不便を感じることはありません。
JCB CARD EXTAGEをはじめ、JCB ORIGINAL SERIESのクレジットカードは、JCBだけの特典もたくさん用意されているので、とてもお得なクレジットカードです。
それと同時に、実直で品があるイメージのクレジットカードです。
JCB CARD EXTAGE の年会費
JCB CARD EXTAGEの年会費は無料です。ただし、カード更新時(5年後)までにカード退会した場合、本会員および家族会員1人あたり2,000円(税別)のカード発行手数料がかかります。
カード更新時(5年後)に自動的にJCB一般カードに切り替えられます。
JCB CARD EXTAGEは5年間限定のクレジットカードです。
家族カードもETCカードも年会費無料です。本会員も家族カードも年会費無料で、ETCカードも年会費無料というのは、相当大きなメリットです。
ポイント還元率
JCB CARD EXTAGEはカード入会月から3か月間は、カード利用額1,000円ごとにOki Dokiポイントが3ポイント貯まります。還元率は1.5%です。
4ヶ月以降もJCB一般カードの還元率0.5%の1.5倍、0.75%のポイントが貯まります。
2年目以降は利用金額の合計によって、ポイント還元率は変わります。
20万円以上は1年目と1.5倍(還元率0.75%)20万円未満:1.0倍(還元率0.50%)
JCB ORIGINAL SERIESパートナー
「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」はたくさんありますが、ボクがよく使っている店舗です。
イトーヨーカドー、セブンイレブン・・・3倍
スターバックス・・・5倍
昭和シェル石油・・・2倍
ローチケHMV・・・7倍
皆さんがよく使っている店舗が「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」なのであれば、取得する意味は強いと思います。
Oki Dokiランドでも還元率UP
Oki DokiランドというJCBが運営しているポイントモールがあります。
Oki Dokiランドを経由して買い物すると、この場合でもポイントUPします。
Amazon・・・3倍
楽天市場・・・2倍
LOHACO・・・2倍
Yahoo!ショッピング・・・2倍
ビックカメラ.com・・・3倍
ボクだけでなく皆さんもよく使うところだと思いますが、こういう有名どころだけではなく、それこそ数えきれないぐらいのネット通販サイトが登録されています。
必ずOki Dokiランドを経由して買い物しましょう。
各種保険
JCB CARD EXTAGEは年会費無料のクレジットカードでありながら、各種保険が充実しています。
海外旅行障害保険
JCB CARD EXTAGEで海外旅行傷害保険を適用させるためには、MyJチェックというweb明細への切り替えを登録しなければいけません。
その上で、JCB CARD EXTAGEで事前に旅行費用か、航空機や船舶、高速バスやタクシーに乗車した際の料金を支払うのが条件となります。利用付帯です。
保険の種類 | 保険金額 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療 | 1回に事故につき100万円限度 |
疾病治療 | 1回に病気につき100万円限度 |
賠償責任 | 1回に事故につき2,000万円限度 |
携行品損害 | 1旅行20万円限度:年間100万円限度 (自己負担3000円) |
救援者費用等 | 100万円限度 |
1番利用することが多いだろう、携行品損害が1旅行20万円、年間100万円(自己負担3,000円)です。デジカメを壊してしまった、スーツケースが傷ついてしまったなどはよくあります。自己負担3,000円がかかります。
次に心配なのが、傷害や疾病の治療費用に対する保障かと思います。保険金額は100万円となっています。やはり海外ではケガや病気になってしまった場合に、多額の治療費が必要になるので、多ければ多い方が良いですね。
年会費無料でも海外旅行保険が充実しているクレジットカードもあります。治療保険はクレジットカードや他の海外旅行保険と合算されるので、いくつか入っておいた方が良いかも知れません。
ショッピング保険
JCB CARD EXTAGEで購入した品物の破損や盗難などのための「ショッピングガード保険」が付帯しています。
JCB CARD EXTAGEでの購入日(配送等による場合には物品の到着日)から90日以内に偶然な事故によって損害を被った場合、年間最高100万円まで補償されます。1事故につき10,000円の自己負担があります。
海外で購入した品物が対象です。一部対象にならないものもあります→こちら
海外では使用できない?
世界中で使えるVISAやMasterCardとは違い、日本生まれのJCBは海外では使えないところが多いとよく聞きます。
しかし、ボクが実際にJCBカードを使ったハワイやシンガポール、そしてパリ、ロンドン、フランクフルトなどの大都市は問題なく利用する事が出来ました。
1回だけロンドンの安ホテルでこのカードは使えないと言われたことはありますが、試しに切ってみてと言ったら使用する事が出来ました。
JCBさんもどんどん加盟店を増やしているようです。
QUICPay一体型も
JCB CARD EXTAGEは、ポストペイ型(後払い)電子マネーのQUICPayが一体になったタイプも選ぶことができます。
QUICPayはあらかじめチャージしておく必要がなく、クレジットカードの請求と一緒に引き落とされます。三井住友VISAカードやdカードで使うことができる「ID」と同じような仕組みです。
ローソンではnanacoが使えないとか、イトーヨーカドーではWAONで決済することができないなど、他の電子マネーのような縛りがありません。QUICPayは様々なコンビニやスーパーで使うことができます。
その他にもドラッグストアや家電量販店などでも利用可能です→こちら
QUICPay(nanaco)でさらにポイントアップ
セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」には、最初からQUICPay機能が搭載されています。裏面にしっかりとQUICPayのマークと番号が記入されています。
nanacoに搭載されているQUICPayとJCB CARD EXTAGEを紐付けしなければ使えません。→詳しくはこちら
紐付けの設定からQUICPay機能が実際に使えるようになるまで2~3週間かかりますので、ご注意ください。
セブンイレブンで、nanacoカードに搭載されているQUICPayで決済すると、200円(税抜)ごとにnanacoポイントが1ポイントが貯まります。
JCB CARD EXTAGEだと、合計2%(JCB ORIGINAL SERIESパートナーなので1.5%+決済時の0.5%)です。
まとめ
JCB CARD EXTAGEは日本が誇る、国産ブランドの実直なクレジットカードです。
・年会費無料
・お得なJCB ORIGINAL SERIESパートナー
・充実した保険
・入会から3か月はポイント3倍
・20万円以上利用すると翌年のポイント1.5倍
JCB CARD EXTAGEは、若者や学生が初めて取得するのに向いているクレジットカードです。