LINEモバイル は、2016年9月からサービスが始まった、NTTドコモの回線を使用している格安スマホ、格安SIM業者です。
LINEモバイルはSNS系のアプリのLINEやTwitter、Facebook、そしてインスタグラムをデータ容量を消費しないで利用することができます。
SNS系のアプリをよく使う若い方や、小学校高学年ぐらいの子供に初スマホとしてもぴったりです。
LINEモバイルについて調べてみました。
LINEモバイル の料金
LINEモバイルには大きく分けて3つのプランがあります。
そして、その3つのプランにそれぞれがデータSIMとSMS付きデータSIM、そして通話SIMに分けられます。
LINEフリープラン
データ容量 | データ | データ+SMS | データ+SMS+音声通話 |
1GB | 500円 | 620円 | 1200円 |
LINEフリープランは月額500円から始めることができる、まさに格安SIMです。
しかも、LINEの利用がカウントフリーになります。LINEをいくら使ってもデータ容量は減りません。LINEトーク、通話、ビデオ通話、タイムラインやニュースまで。
1GBの高速データ通信量を使い切ってしまったとしたら、通信速度は200kbpsに制限されます。しかし、200kbpsに制限された状態でも、LINEフリープランならLINEの利用は速度制限なしなんです。快適に使えます。
これは大きなメリットです。
ボクはこれを小学校高学年の子供に持たせています。
・大手キャリアのスマホを持たせるのはまだ早い
・気軽に連絡が取れるLINEトーク、LINE電話は使わせたい
・他社の格安SIMではデータ容量を使い切ると、LINE電話などが快適にできなくなる
・出来れば安全のために居場所も知りたい
この問題を全て叶えてくれて、なおかつ1番安いのはLINEモバイルだったのです。GPS機能が付いたガラケーなども考えたのですが、けっこう費用がかさむんですよね。
子供に持たせているスマホも以前、親が使っていた中古のスマホです。そこにLINEモバイルのSIMを入れるだけ。簡単です。
子供との連絡はLINEトークかLINE電話です。ほとんど機会はないですが、外で親以外の人に電話をしなくてはいけない時のために、一応通話SIMを契約しています。
中古ですがスマホなので、下記のアプリを使ってGPSで子供の居場所がわかりますし、データを使い切ってしまってもLINEで連絡が取れるので安心です。
子供用のフィルタリングアプリ、iフィルターが無料
iフィルターは、出会い系サイトなどの、子供に見せたくないサイトを制限するアプリです。そういうアプリの利用制限をしたり、位置情報を親のスマホで確認することもできます。
iフィルターは通常、月額200円〜270円くらいかかります。しかし、それがLINEモバイルなら無料で利用することができます。
コミュニケーションフリープラン
データ容量 | データ | データ+SMS | データ+SMS+音声通話 |
3GB | × | 1,100円 | 1,690円 |
5GB | × | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | × | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | × | 2,640円 | 3,220円 |
コミュニケーションフリープランは、LINEだけでなくTwitter、Facebook、そしてインスタグラムまでもカウントフリーになります。
これはSNSを多用する人なら、かなりお得なことだと思います。
ただし、LINEフリープランと違って、データ通信のみのSIMは選ぶことができません。
「SNSはあまり使わないけど、音楽や動画はたくさん利用する。」
という方は、同じく格安SIM業者の、BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションがあります。
Google Play Music、Apple Music、AbemaTVなどの音楽や動画をデータ容量を気にすることなく楽しむことができます。
↓詳しくはこちらで解説しています。
カウントフリー対象サービス
それぞれのSNS系アプリの、カウントフリー対象になるサービスです。
LINE
・LINE電話、ビデオ通話
・LINEトーク
・画像・動画の送受信
・ニュース一覧
・タイムラインの表示など
Twitter
・タイムラインの表示、投稿
・通知の画面表示
・メッセージ機能
・プロフィールの編集など
FaceBook
・タイムラインの表示、投稿
・リクエスト
・お知らせなどの画面表示
・プロフィールの編集など
インスタグラム
・タイムラインの表示、投稿
・ストーリーの表示、投稿
・アクティビティの画面表示
・ダイレクトメッセージの利用
・プロフィールの編集など
※ただし、外部リンクへの接続などは対象にならないので、ご注意ください。
LINE MUSIC+プラン
MUSIC+プランでは、「コミュニケーションフリープラン」のカウントフリー対象SNSに加えて、LINE MUSICもカウントフリーになります。
SNSを愛し、音楽も愛する方には、うってつけのプランですね。
データ容量 | データ | データ+SMS | データ+SMS+音声通話 |
3GB | × | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | × | 2,140円 | 2,720円 |
7GB | × | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | × | 2,940円 | 3,520円 |
※ただし、別途LINEミュージックの月額料金はかかります。あくまで音楽のダウンロードなどの、データ容量を消費しないということです。ご注意ください。
対応している端末
iPhone6s以降なら、auやソフトバンクで購入したものでも使えます。ドコモで購入したiPhoneは、6以降とiPhone5s、iPhone5cで使えます。LTE対応ではない、比較的古いスマホでも使えます。ただし、機種によってはテザリングが利用できないなどの制限があります。
LINEモバイルのHPで動作確認済みの端末の一覧があります。
詳しくはこちら。
LINEモバイル が販売している端末
LINEモバイルが取り扱っている端末は、HUAWEI P10などのハイスペックな端末から、お手頃価格のスマホまで様々な機種があります。
・ZenFone 4 Selfie Pro・・・43,800円
・HUAWEI MediaPad T3・・・19,980円
・arrows M04・・・32,800円
・GRAND X LTE・・・12,480円→9,980円
・HUAWEI P10・・・61,800円
・VAIO Phone A・・・21,800円
・HUAWEI nova lite・・・19,900円
・ZenFone 3・・・35,800円
・Blade E01・・・13,800円
子供に持たせるならGRAND X LTE
子供に初めて持たせるスマホとしては、特にGRAND X LTEがおすすめです。
今なら9,980円!
1.25GHzクアッドコアのCPU、800万画素のメインカメラ、オールメタルボディ。
手ごろな価格で充実の機能、十分だと思います。
HUAWEI P10
個人的にはHUAWEI P10がおすすめです。
HUAWEI P10のカメラは、ライカのダブルレンズを採用しています。
2000万画素のモノクロセンサーと1200万画素のカラーセンサー。これによって、より鮮明な写真が撮れます。一般的なコンデジを上回る画質です。また、全面的に改良されたインカメラもライカレンズで800万画素。メインカメラでもおかしくない画素数ですね。
61,800円です。
10分電話かけ放題オプション
音声通話SIMでの通話料金は30秒20円です。
通話アプリ「いつでも電話」を使うと半額の10円/30秒になります。
さらに10分電話かけ放題オプションに申し込むと、月額880円で国内通話が10分かけ放題になります。1回の通話が10分を超過した場合は、10円/30秒の料金がかかります。
サービス | 10分電話かけ放題オプション | いつでも電話 |
申し込み | 必要 | 不要 |
月額料金 | 月額880円 | 0円 |
国内通話料 | 定額制 10分以内 0円 10分超過分 10円/30秒 | 従量制 10円/30秒 |
料金の支払い方法
格安SIMや格安スマホの料金を支払う場合、クレジットカードのみのところが多いですが、LINEモバイルは、クレジットカードとLINE Payカードでも支払うことができます。
まとめ
LINEモバイルはSNS系のアプリのLINEやTwitter、Facebook、そしてインスタグラムをデータ容量を消費しないで利用することができます。SNS系アプリをよく利用する人には、これしかないと言っても良いぐらいの格安SIM業者です。
LINEトーク、LINE通話がカウントフリーで使えて、子供用のフィルタリングアプリのiフィルターも無料で利用することができます。料金も最低500円で持たせることができるので、LINEで連絡を取ることができる、小学校高学年ぐらいの初めてのスマホにもぴったりだと思います。