JCB CARD W という「JCB ORIGINAL SERIES」のクレジットカードがあります。
39歳まで発行できる年会費無料、高還元のカードです。
JCB CARD Wについて調べてみました。
JCB CARD Wとは
JCB CARD Wは2017年10月24日から募集開始しました。
39歳までの若年層が発行できるクレジットカードです。
募集開始する3か月前に40歳になったkaztoyoは所有することができませんでした・・・。
もし、条件に合っていれば必ず申込みしていたことでしょう。
なぜなら魅力たっぷりの、メインカードにふさわしいクレジットカードだからです。
年会費は?
JCB CARD Wの年会費は無料です。条件付きではありません。無条件です。
今までのJCBカードの若者向けクレジットカードと言えば、「JCB CARD EXTAGE」でした。
「JCB CARD EXTAGE」は、カード更新時(5年後)までにカード退会した場合、本会員および家族会員1人あたり2,000円(税別)のカード発行手数料がかかりました。
しかし、JCB CARD Wはカード発行手数料はかかりません。
家族カードもETCカードも年会費無料です。
「JCB ORIGINAL SERIES」のクレジットカードのラインナップの中で、無条件で永年無料というのは唯一ではないでしょうか。
ポイント還元率は?
JCB CARD Wの最大の特徴は、そのポイント還元率でしょう。
カード利用額1,000円ごとにOki Dokiポイントが2ポイント貯まります。
1ポイント=5円なので、還元率は1%です。
しかし、(株)ジェーシービーが発行するプロパーカードである「JCB ORIGINAL SERIES」のクレジットカードなのに、還元率が常時1%というのがすごいのです。
「どこで出しても恥ずかしくないプロパーカードを持ちたいけど、還元率が低いからな~。」
「流通系のクレジットカードは還元率は高いけど、トラブルがあった場合にきちんと対応してくれるか心配。」
と考えていた方は多くいると思います。
JCB CARD Wは、高還元率なのにどこで出しても恥ずかしくないクレジットカードなのです。
これならメインカードに最適でしょう。
しかも、後述しますが、セブンイレブンやAmazonではもっとも高還元率のクレジットカードの1つです。
正直、JCBが楽天カードやヤフーカードに本気で勝ちにきたと言っても良いでしょう。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー
「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」はたくさんありますが、ボクがよく使っている店舗です。
・イトーヨーカドー、セブンイレブン・・・3倍
・スターバックス・・・5倍
・昭和シェル石油・・・2倍
・ローチケHMV・・・7倍
皆さんがよく使っている店舗が「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」なのであれば、取得する意味は強いと思います。
しかも、JCB一般カードやJCBゴールドなどの「JCB ORIGINAL SERIES」は例えばセブンイレブンなら0.5%の3倍で1.5%ですが、JCB CARD Wは+3倍なので、2%の還元率になります。
これは、セブン&アイのクレジットカードである「セブンカードプラス」の1.5%よりも高還元になります。
Oki Dokiランドでも還元率UP
Oki DokiランドというJCBが運営しているポイントモールがあります。
Oki Dokiランドを経由して買い物すると、この場合でもポイントUPします。
・Amazon・・・3倍
・楽天市場・・・2倍
・LOHACO・・・2倍
・Yahoo!ショッピング・・・2倍
・ビックカメラ.com・・・3倍
ここでもJCB CARD Wは、他の「JCB ORIGINAL SERIES」のクレジットカードよりもポイントが+0.5%されます。
Amazonでは、最大2%還元です。これはプライム会員がAmazon Mastercardクラシックで決済した場合と同等の還元率です。
ボクだけでなく皆さんもよく使うところだと思いますが、こういう有名どころだけではなく、それこそ数えきれないぐらいのネット通販サイトが登録されています。
必ずOki Dokiランドを経由して買い物しましょう。
各種保険
JCB CARD Wは年会費無料のクレジットカードでありながら、各種保険が充実しています。
海外旅行障害保険
JCB CARD Wで事前に旅行費用か、航空機や船舶、高速バスやタクシーに乗車した際の料金を支払うのが条件となります。利用付帯です。
保険の種類 | 保険金額 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療 | 1回に事故につき100万円限度 |
疾病治療 | 1回に病気につき100万円限度 |
賠償責任 | 1回に事故につき2,000万円限度 |
携行品損害 | 1旅行20万円限度:年間100万円限度 (自己負担3000円) |
救援者費用等 | 100万円限度 |
1番利用することが多いだろう、携行品損害が1旅行20万円、年間100万円(自己負担3,000円)です。
デジカメを壊してしまった、スーツケースが傷ついてしまったなどはよくあります。
自己負担3,000円がかかります。
次に心配なのが、傷害や疾病の治療費用に対する保障かと思います。
保険金額は100万円となっています。
やはり海外ではケガや病気になってしまった場合に、多額の治療費が必要になるので、多ければ多い方が良いですね。
年会費無料でも海外旅行保険が充実しているクレジットカードもあります。
治療保険はクレジットカードや他の海外旅行保険と合算されるので、いくつか入っておいた方が良いかも知れません。
ショッピング保険
JCB CARD Wで購入した品物の破損や盗難などのための「ショッピングガード保険」が付帯しています。
JCB CARD Wでの購入日(配送等による場合には物品の到着日)から90日以内に偶然な事故によって損害を被った場合、年間最高100万円まで補償されます。
1事故につき10,000円の自己負担があります。
海外で購入した品物が対象です。一部対象にならないものもあります→こちら。
海外では使用できない?
世界中で使えるVISAやMasterCardとは違い、日本生まれのJCBは海外では使えないところが多いとよく聞きます。
しかし、ボクが実際にJCBカードを使ったハワイやシンガポール、そしてパリ、ロンドン、フランクフルトなどの大都市は問題なく利用する事が出来ました。
1回だけロンドンの安ホテルでこのカードは使えないと言われたことはありますが、試しに切ってみてと言ったら使用する事が出来ました。
JCBさんもどんどん加盟店を増やしているようです。
QUICPayも使える
JCB CARD Wは、ポストペイ型(後払い)電子マネーのQUICPayを使うことができます。
QUICPayはあらかじめチャージしておく必要がなく、クレジットカードの請求と一緒に引き落とされます。
三井住友VISAカードやdカードで使うことができる「ID」と同じような仕組みです。
ローソンではnanacoが使えないとか、イトーヨーカドーではWAONで決済することができないなど、他の電子マネーのような縛りがありません。QUICPayは様々なコンビニやスーパーで使うことができます。
その他にもドラッグストアや家電量販店などでも利用可能です→こちら。
QUICPay(nanaco)でさらにポイントアップ
セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」には、最初からQUICPay機能が搭載されています。裏面にしっかりとQUICPayのマークと番号が記入されています。
nanacoに搭載されているQUICPayとJCB CARD Wを紐付けしなければ使えません。→詳しくはこちら
紐付けの設定からQUICPay機能が実際に使えるようになるまで2~3週間かかりますので、ご注意ください。
セブンイレブンで、nanacoカードに搭載されているQUICPayで決済すると、200円(税抜)ごとにnanacoポイントが1ポイントが貯まります。
JCB CARD Wだと、合計2.5%(JCB ORIGINAL SERIESパートナーなので2%+決済時の0.5%)です。
JCB CARD W のまとめ
JCB CARD Wは、業界の勢力図を塗り替えるほどのクレジットカードです。
・プロパーカードならではの安心感
・無条件で年会費無料
・基本の還元率が1%。イトーヨーカドーやセブンイレブン、Amazonでは2%
・セブンイレブンでQUICPay(nanaco)を使うと2.5%
・お得なJCB ORIGINAL SERIESパートナー
・充実した保険
JCB CARD Wは、メインカードにちょうどいいクレジットカードです。
もちろん、ステータスやベネフィットを重要視する方は、JCBゴールドやJCBプラチナを選ぶかもしれませんが、年会費無料&高還元率に比率を置くのであれば、JCB CARD Wは多くの人の第一候補になることでしょう。
唯一のデメリットといえば40歳未満しか取得できないという点だけです・・・。
↓こちらから申し込みできます。