京成線の青砥には有名な「 もつ焼き 小江戸 」があります。
1週間に1回は、小江戸で飲みたくなる禁断症状が出てきます。
この 手の震え 気持ちの震えを静めるには、青砥の小江戸に行って「小江戸ハイボール」を飲まないといけないのです。
青砥は「のんべえの聖地」と言われる、京成立石駅のとなり。
同じく飲み屋が多い「赤羽の関所」で有名な「立飲みいこい」も好きですが、こちらも「青砥の関所」と言われています。
安いだけでなく、おいしいもつ焼きと愛想の良い店員さんが魅力です。
もつ焼き 小江戸
小江戸は青砥の駅を降りて徒歩2分。狭い路地に入ったビルの2階にあります。
この「路地に入った先」っていうのが個人的には好きです。
特にこのお店は平日は16時30分オープン、土曜日は15時からやっているので夏なんかはまだ明るい時間から営業しています。
太陽が頭の上にあるうちから飲むにはこっそり入れるところが良いのです。
目立たない場所ですが、OPENと同時にテーブルもカウンターも席が埋まってしまうぐらいの繁盛店です。
なんといっても、安くて美味い。
よく知り合いを連れていきますが、皆さん必ず「また行きたい!」と言います。
住所は青戸ですが、駅名は青砥です。
青戸で飲むならここを素通りしてはいけません。
必ず通らないといけない「関所」ですね。
お店は2階です。階段は少し急ですね。
泥酔していると、降りるときに転げ落ちるかも知れませんので、飲みすぎ注意です!
店内は、テーブル席とカウンター席があって、店の1番奥に大きいテレビが置いてあります。
1人で行くと、混雑していてもカウンターの席数が多いので、それほど待たずに入れます。
大人数で行くのなら、予約は必須です。
つまみや焼き物の取り置きも対応してくれます。
京成立石の江戸っ子との関係
京成立石の名店「江戸っ子」と青砥の「小江戸」の関係は、姉妹店というよりかは暖簾分け店ですかね。
江戸っ子で焼き場に立っていた職人さんが独立したようです。
開店した時に江戸っ子からお花が届いていたので、関係は良好なのかなと思います。
小江戸 と 江戸っ子 との違い
小江戸と江戸っ子の違いは、江戸っ子は串4本しばり(2本ずつ違うものでもOK)、小江戸は2本から。
串の値段は、江戸っ子は串4本360円、小江戸は串2本220円(4本440円)
煮込みは、江戸っ子が360円、小江戸は煮込みの大が350円、小が250円。
小江戸はクラフトビールが数種類もあったり、飲み物の種類は充実しています。
つまみも小江戸は旬のものなど、種類が豊富でいろいろなものがあります。
曜日によっては、にぎり寿司や海苔巻きもあります。
女性でも子供でも抵抗なく入れます。
江戸っ子は昔ながらの大衆居酒屋という感じ。
最近、テレビに出ているので女性客も増えてきましたが、やはり基本は男性客が多いですね。
小江戸のオススメ3点
どのメニューもオススメです。
基本的にどれも美味しいのですが、あえて候補を挙げるならこの3点です。
小江戸ハイボール(氷なし)
小江戸ハイボール(氷なし) 350円
通称 ボール氷なし。
下町ハイボールというと天羽の梅が多いですが、小江戸ハイボールは天羽の梅は使っていないです。
京成立石の江戸っ子と同じように独特の配合です。何が入っているんでしょう。
江戸っ子のカウンターで隣に座ったおじさんが小声で「知ってっか、このハイボール、ちょっっっとだけウイスキーが入っているんだよ」と言っていましたが、本当かどうかはわかりません(^^;)
氷を入れるか無しか選べますが、無しだともちろん中身の量が多くなります。
ただでさえ濃いのに氷なしだと相当酔いますね。
氷なしだと飲むのに氷が邪魔にならないし、冷たいうちに飲もうとするので、ペースが早くなります。
自分の場合は2杯でほろ酔い、3杯でいい感じ、4杯で足がふらつき、5杯以上飲むと記憶がなくなることが多いです(-_-;)
店員さんは表面張力が働くほどギリギリまで入れてくれます。
味はクセがなく、とても飲みやすいです。
もつを食べた後のアブラを流してくれます。そしてまたもつを食べたくなるのです。
煮込み
煮込み 小 250円
シロがメインで煮込んでありますが、他の部位も入っています。
みそベースで、モツのアブラを完全には取りきらないで煮込んでいるようで、ラーメンでいうと背脂系でしょうか。
普通のモツ煮込みに入っているような、大根やニンジンなどは入っていません。
コンニャクは一度凍らせてから煮込んでいるのか、歯応えが良いです。
あとは刻んだネギと、ニンニクも入っていますね。
大きな豆腐も入っていますが、数量限定なので早い時間じゃないと残っていません。
小江戸でも江戸っ子でも煮込みは持ち帰りが出来るので、よくお土産で買っていきました。
ウチの子供(男の子2人)は離乳食代わりに食べてました(^^;)
今でも時々持ち帰って、薄く切った玉ねぎと豆腐を入れ煮込んで食べています。
子供達の大好物ですね。
1人だったら(小)で良いと思います。2人以上で食べる時は(大)の方が良いですね。
つくね(ダンゴ) タレ
つくね(ダンゴ) タレ 220円
もつ焼きはどれもおすすめなんですが、あえてつくね(ダンゴ)のタレを。
最近はどこのお店でもつくねを注文するとナンコツが入っていますよね。
自分はそれがあまり好きではないんです。
小江戸のつくねは昔懐かしい王道のつくねです。
王道なのでナンコツは入っていません。
王道なのでタレで頼みましょう。
外はカリッとした食感で、中はふわっとしています。
タレは醤油ベースで濃いめの味付けです。
その他のおすすめ
小江戸刺し3点盛り(タン、レバ、ハツ) 750円
見た目と食感はモツのお刺身ですが、ちゃんと火は通っています。ゴマ油で食べます。
これが目的で来店する人もいるようですね。
カシラ 塩 220円
カシラは塩です。野球は長嶋、サッカーはカズ、カシラは塩です。間違いありません。
まるでステーキのような嚙みごたえとジューシーさです。
でも、タレも美味しいですよ。
小江戸サラダ 220円
キャベツ、キュウリ、ニンジンの千切りに青じそ風味のドレッシングをかけたものです。
味は普通です。さっぱりします。
箸休めにはちょうどいいですね。
マカロニサラダ 220円
注文すると、ソースかけますか?と聞かれます。お好みで。
豚耳刺し 350円
コリコリとした食感に酢味噌。お酒がすすみますね。
他にも沢山ありますが、紹介しきれません。
お会計
この日はボール氷なし×3、煮込み、だんごタレで1,430円。
安心税込み価格です。安い!
かなりいい感じになり、階段を手すりにつかまりながら降ります。
これからも通うことになるでしょう。
ご馳走様でした。