マツダのLサイズSUVである「CX-8」の Lパッケージ年次改良 内容が発表されました。
CX-8は3列シートを備える大型SUV、マツダの車種の中で1番高い車です。
出典元:MAZDA
広島県や山口県の知事は公用車としてCX-8を選んでいます。内装は高級感があり、車内も広いです。
もし、災害があった場合も4WDのラインナップもあるSUVなら安心だろうと思います。
2021年の年次改良のポイントなどを調べてみました。
2021年の Lパッケージ年次改良 は魅力いっぱい
マツダは毎年、年次改良を行っていますが、今回はマツコネの改良やディスプレイの大型化などうれしい改良がたくさんあります。
・新世代マツダコネクトの採用
・ディスプレイの大型化
・走行性能の改良
・ハンズフリー機能付パワーリフトゲート
・一部のグレードでグリルの変更
気になったものから解説していきます。
最高出力を10馬力アップ
車の基本である走行性能の改良点です。
2.2リッターディーゼルターボエンジンの最高出力を190PS(140kW)/4500rpmから200PS(147kW)/4000rpmに向上させました。
これは4500回転のときに最大出力190馬力だったものを、4000回転のときに200馬力出るようになったということです。エンジンの部品が変わったわけではなくて、ソフトウェアの変更のみで対応しています。
ただ、高速道路の合流などでも4000回転を出すということはあまりないと思います。フルパワーを出しやすくなったということです。
そして、アクセルペダルの操作力を最適化されました。以前よりアクセルペダルが少し重くなったようです。
それによって、より緻密にコントロールできるようになりました。
ディスプレイの大型化
CX-8のデビュー当時のディスプレイサイズは7インチでした。
それが2019年の改良時に8インチに変更されましたが、今回はさらに大型化されました。
マツダ3やCX-30と同じ8.8インチとなりました。
しかも、上級グレードのLパッケージ、エクスクルーシブモードは10.25インチです。
出典元:MAZDA
これは1番うれしいですね、2021年版のCX-8を購入する決め手になりました。
しかも横に長いディスプレイなので、運転のじゃまになりません。画質も向上しています。
Lパッケージやエクスクルーシブモード以外のグレードでもオプションで10.25インチに変更可能です。
新世代マツダコネクトの採用
CX-8のデビュー当時から賛否両論あった(否の方が多いかもしれませんが)、マツダコネクトが新世代のものにアップグレードされました。
「起動が早くなった」
「画質や音質が良くなった」
改善されている点が多いようです。
ただ、タッチパネルに対応していないなど、マツダ3など第7世代商品群のマツダコネクトとは多少違いがあります。
ハンズフリー機能付パワーリフトゲート
今回の年次改良でハンズフリー機能付きのパワーリフトゲートも追加されています。
出典元:MAZDA
両手が荷物でふさがっているときなどは便利です。
作動するには少しだけコツがいるようですね。
グリルの変更
今まで水平基調のグリルでしたが、年次改良後のLパッケージとエクスクルーシブモードでは縦基調のブロックメッシュになりました。
出典元:MAZDA
Lパッケージはグロスブラックです。
今までの横基調のグリルも良かったのですが、私はこちらの方が好きです。より高級感が増しましたね。
上位グレードだと一目でわかるようになったので、優越感を得る方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
エクスクルーシブモードはガンメタリックです。
他にもLパッケージいじょうのグレードは新しいボディーカラーである「プラチナクォーツメタリック」を選べるようになりました。
出典元:MAZDA
レクサスや輸入車にあるような上質なカラーですね。
光の加減で見え方が変わる興味深い色です。
CX-8のボディーカラーは8色から選ぶことができます。
CX-8 Lパッケージ年次改良 のまとめ
2021年の年次改良では魅力的な改良がありました。
・走行性能の改良(最高出力10馬力アップ)
・ディスプレイの大型化
・新世代マツダコネクトの採用
・ハンズフリー機能付パワーリフトゲート
・ブロックメッシュグリルへの変更
2017年に発売されてから、1番のビックマイナーチェンジと言える今回の年次改良は、ほぼ弱点がなくなったイメージです。
ミニバンではスタイルや走行性能に不満があるという方にはうってつけの車種じゃないでしょうか。
普段は4人家族でゆったり乗ることができて、多くの荷物も運ぶことができます。
いざというときは6~7人まで対応できるというのは心強いですね。