楽天が発行する年会費無料のクレジットカードと言えば、 楽天スーパーポイント がザクザク貯まる 楽天 カード です。
もはや日本で一番有名なクレジットカードと言っても過言ではありません。
楽天カードは通常のクレジット機能と電子マネーとしての楽天Edy、そして楽天ポイントカードの3つの機能が1つになったカードです。
楽天市場ではスーパーポイントアッププログラム(SPU)で、ポイント4倍(カード利用分3%、ショップポイント1%)となります。その他の楽天サービスでもポイントがザクザク貯まる高還元率カードでもあります。
楽天カードの特徴やメリット、デメリットなどを調べてみました。
楽天 カード の年会費は?
楽天カードの年会費が永年無料です。取得してもず~っと年会費はかかりません。
審査は緩めです。学生(高校生を除く)、専業主婦、パートやアルバイトでも申し込むことができます。ただし、必ずしも審査が通るということではありません。
家族カードも年会費無料です。5枚まで発行できます。生計を同一にする配偶者、親、 18歳以上の子供(高校生を除く)が申しこむことができます。
楽天カードは同性パートナーも家族会員の対象です。これは珍しいですね。今はそういう企業はだんだん増えてきていますが、楽天はいち早くLGBTも対象にしたというイメージがあります。
ただし、楽天カードを取得すると5,000ポイント以上をもらえる入会キャンペーンを常に行なっているので、家族それぞれが本会員カードを作る方がお得だと思います。
ETCカードの年会費は540円(税込)
ETCカードの年会費は540円(税込)です。本会員の1枚のみです。複数持つことはできません。
ただし、楽天PointClubの会員ランクがプラチナかダイヤモンドだと年会費無料です。
ETCカードの年会費も無料な、年会費無料のクレジットカードもあります。ETCカードは他のクレジットカードで発行しても良いと思います。
利用明細は出来る限りWebで
楽天カードは紙の利用明細を発行することもできますが、1回につき82円(税込)の手数料がかかります。出来る限りWeb明細サービスを利用しましょう。
ただし、楽天プレミアムカード・楽天ビジネスカード・楽天ブラックカードの会員様は、明細書発行費用はかかりません。
楽天 カード の選べる決済ブランド
楽天カードの決済ブランドはVISA、MasterCard、JCB、AMEXです。
※2018年9月25日からAMEXブランドも追加されました。
申し込む際に、4つのうちの好きなものを選ぶことが出来ます。
ご自身が好きなブランドを選べば良いと思いますが、4つそれぞれ少しだけ違うところがあります。
JCBブランドはnanacoチャージで1%のポイントが付与されます。
しかし、VISAやMasterCardブランドだとチャージそのものが出来ません。nanacoチャージをしたいと思っている場合はJCBブランドを選びましょう。
nanacoチャージによるポイント付与は終了しました。ご注意ください。
MasterCardブランドは、au WALLETへチャージ
MasterCardブランドは、au WALLETへチャージすることが出来ます。
楽天カードでチャージをすると、1%の楽天スーパーポイントが付与されて、au WALLET利用時はさらにWALLETポイントも付与されます。
ブランドこだわりがなければ、VISA以外のどちらかを選ぶのが良さそうです。
ただし、VISAは抜群の決済性があるので、海外に旅行に行くなどの予定がある方はVISAを選ぶのが良いと思います。
楽天スーパーポイント
ある意味、楽天カードのメインと言ってもいい楽天スーパーポイントの説明です。
楽天カードのポイント還元率は1%です。街での買い物でもネットでも公共料金の支払いでも、100円(税込)につき1ポイントの「楽天スーパーポイント」が貯まります。
一回一回の決済ではなく、毎月の利用額の1%が貯まります。
例えば、198円の商品を購入しても98円が切り捨てられてしまうことはありません。次に208円の商品を買った場合は198円+208円=406円で4ポイント貯まります。細かく決済していってもポイントがどんどん貯まるのが楽天カードなのです。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)でポイント14倍
楽天カードを楽天市場で利用すると、最大8倍のポイントを得ることができます。
・通常ポイント→1%
・楽天ブックス、楽天koboを合計で2,000円以上→1%
・楽天カードで決済→3%
・楽天市場アプリで1回以上買い物→1%
・楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード→1%
・楽天モバイル利用→1%
・楽天トラベル対象期間の利用→1%
・楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし→1%
楽天カードを取得して条件をクリアすれば、このように合わせて14倍(14%)になります。
楽天イーグルスかヴィッセル神戸が勝利でポイントアップ
さらに、プロ野球の楽天イーグルスかサッカーのヴィッセル神戸が試合に勝った翌日は、ショップポイントが2倍になります。両方とも勝利するとなんと3倍です。
これはエントリーが必要です。購入したいと思うタイミングと、野球かサッカーが勝利するタイミング、そしてセールのタイミングが一緒の時を狙うのは難しいですが、楽天市場で買い物するときに思い出して、チェックするべきだと思います。
ポン!カン!!キャンペーン
いつもやっているキャンペーンの1つに、「ポン!カン!!キャンペーン」があります。最大でポイント4倍となります。
ポンカンキャンペーンとは、指定された6つのサービスのうち、3つ以上のサービスを利用するとポイントが最大4倍になるキャンペーンです。
・楽天市場
・楽天トラベル
・楽天ブックス
・ケータイ版楽天市場(楽天市場アプリでも可)
・楽天GORA
・楽天kobo
よく楽天で買い物をされる方は楽天市場(PC)、楽天市場アプリ、楽天ブックス、楽天koboの4つなら毎月クリア出来るかもしれません。
その場合はポイント3倍になります。
5サービス以上をクリアすれば最大の4倍になります。
楽天スーパーSALE中ならさらにお得
楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどのイベントが、月に1回、もしくは3か月に1回開催されます。条件が合えば、ポイント最大10倍になります。
ポン!カン!!キャンペーンや楽天イーグルス勝利などが重なれば、とんでもないポイント還元率になってしまうのです。なかなか難しいとは思いますが、20%還元も現実にはあり得ることです。
楽天ポイントカード機能
楽天カードは通常のクレジット機能と電子マネーとしての楽天Edy、そして楽天ポイントカードの3つの機能が1つになったカードです。
楽天ポイントカードは、全国の楽天ポイントカード加盟店のマクドナルドやドラッグストアなどで幅広く貯めることができます。もちろんポイントを使うことも可能です。
飲食店ではマクドナルド、くら寿司、ミスタードーナツ、ペッパーランチなど。コンビニではサークルKサンクス、ポプラ。デパートは大丸や松坂屋など。ドラッグストアではツルハドラッグ、くすりの福太郎などで使えます。
家電量販店のジョーシンでも貯まるのは個人的にすごく嬉しいですね。ガソリンスタンドは出光とキグナスなどで貯まります。
その他にも楽天ポイントカード加盟店はまだまだあります→こちら。
2017年9月30日まではサークルKサンクスでも貯められましたが、ファミリーマートとの合併によってサークルKサンクスは順次ファミリーマートに改装されていっています。
ファミリーマートといえばTカード。そのままファミリーマートで楽天ポイントカードも使えるようになるとは考えにくいので、大手のコンビニの提携先が必要なんだろうと思います。
そんな中、ローソンで楽天Edyや楽天カードでの支払いでポイント2倍になるキャンペーンが始まっています。そして、2017年8月1日よりローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100でも楽天Payを経由して楽天ポイントが使えるようになりました。
一気にローソンと楽天の距離が近づいているのは、ローソンが楽天ポイントカード加盟店になる未来も遠くないということかもしれません。
楽天ポイント加盟店とは違う
ややこしいですが、楽天ポイント加盟店というものもあります。
楽天ポイント加盟店は前出の楽天ポイントカード加盟店とは違って、リアル店舗でも2~3倍のポイントが獲得できるショップのことです。
楽天カードで決済すると通常1%のポイントのところがENEOS、てもみんだと2倍、その他の加盟店は3倍のポイントが獲得できるということです。
様々な店舗があります→こちら。
個人的によく利用するのはガソリンスタンドのENEOSです。
100円につき通常の2倍の2ポイントが貯まります。還元率2%です。
これは本家のENEOSカードよりも還元率が良い場合もあります。ENEOSカードSだと、ガソリン1リットルあたり2円引きとなります。ガソリンの料金が1リットル101円以上なら楽天カードの方がお得になるのです。なので、楽天カードをメインカードに使っている場合は、他にガソリン用のクレジットカードを作らないで済むというメリットもあります。
ただし、ポイント還元じゃなくて値引きの方がいいよという方はENEOSカードを。毎月、たくさん給油する方は最大7円引きになったり、ロードサービスを必要としているなら選択肢の1つになると思います。
楽天ダイニングでポイント2倍
レストランや居酒屋、カラオケなどの楽天ダイニングの加盟店で楽天カードを使うと、ポイントを2倍獲得できます。
楽天ダイニングのページで行きたいお店を検索します。楽天カードで決済できるお店や楽天Edyが使えるお店、楽天ポイントカードでポイントを貯めることができるお店など、絞り込んで検索することができます。
そのままWEB予約ができるお店もあります。WEB予約が成立して当日、楽天カードで決済すると100ポイントが貯まります。
楽天カードポイント2倍のマークがあるお店で楽天カードで決済すると、楽天カードご利用ポイント1%に加えて精算金額(税込)の1%が楽天ダイニング利用のポイントとして付与されます。合計ポイント2倍です。
お店によってはキャンペーンでポイント5~10倍の期間もあります。
楽天EdyにチャージしてもポイントGET!
Edyチャージ200円ごとに1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
Edyを利用した時に200円ごとに1ポイントが獲得できるので、合わせて200円あたり2ポイントで還元率は1%です。
ただし、楽天カードもEdyも使えるところでは楽天カードで決済した方が、100円ごとに1ポイント貯まるので効率は良いです。キャンペーンなどでポイントアップする場合じゃなければ、楽天カードで決済した方が良いと思います。
楽天スーパーポイント の有効期限
楽天スーパーポイントの有効期限は、最後にポイントを貯めてから1年です。
ポイントを貯めて有効期限が延長されると、今まで貯まっていたポイント全ての有効期限が1年延びることになります。
楽天カードを定期的に使っていれば実質無期限と言っても良いと思います。
海外旅行傷害保険
楽天カードには海外旅行保険も付帯しています。自動付帯ではなく、利用付帯となります。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 200万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 200万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
年会費無料のクレジットカードでここまで充実しているのは、あまりありません。しかも最も心配な、病気やケガした時の補償である治療費用の補償が多いです。
年会費無料のクレジットカードなので、お守り代わりに持っていても良いでしょう。
楽天カードのデメリット
年会費無料でポイントがザクザク貯まる楽天カードですが、もちろんデメリットもあります。
大量のメルマガ
カードを使用した場合に送られてくるカード使用お知らせメールから、セール情報、楽天ポイントの残高、ショップのメルマガなど大量のメールが送られてきます。
不要なものは配信解除することができるのですが、楽天市場で買い物をするとメルマガを購読するの方にチェックされていて、気づかず配信を希望していることが多々あります。
そうするとまた配信解除するのですが、これを面倒くさいと思う方もいるかと思います。
コールセンター
年会費無料のクレジットカードなので、もちろん仕方がないことなのですが、コールセンターのオペレーターになかなかつながりません。
ナビダイヤルで番号を押して、やっとつながったと思ったら、電話が混みあっているのであとでおかけ直し下さいとのアナウンス・・・。
平日の昼休みにかけても、皆さんその時間にかけるのでつながりません。
しかし、2017年3月1日からフリーダイヤルになったので、少しイライラが解消されました。
まとめ
楽天カードはメリットだらけのクレジットカードです。
・年会費永年無料、家族カードも無料
・いつでもどこでも還元率1%以上
・楽天市場での買い物はポイント最大14倍
・ポイントカードとしても非常に優秀
・海外旅行傷害保険も充実
その他、メリットは紹介しきれないほどあります。
年会費無料のクレジットカードなので、持っていて損はしないと思います。